巷で話題のフードデリバリーサービスUber Eats(ウーバーイーツ)。
ユーザーとしてだけでなく、料理を配達する配達パートナーの仕事にも人気が集まっています。
しかし、配達パートナーとして仕事をしていると、様々なクレームを受けてしまう事もあるでしょう。
中でも「配達が遅い」という事をお客さんから言われてしまう人は多いようです。
しかし、配達が遅くなってしまうのには様々な理由があります。
実際、配達パートナーにはどうしようもないものもあるでしょう。
Uber Eats(ウーバーイーツ)では、お客さんは配達パートナーを評価する事が出来ます。
BAD評価を貰わないためにも、クレームは避けたいものです。
そこで今回は、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達で遅いというクレームを受けてしまう原因や、避けるポイントについて解説していきたいと思います。
お客さんがUber Eats(ウーバーイーツ)の配達を遅いと思う基準は?
Uber Eats(ウーバーイーツ)で料理を注文する時、お客さんはある程度「これくらいの時間で届くだろう」という目安や基準を持っているでしょう。
この時間を超えてしまうと、遅いと言われてしまう可能性が高くなります。
それを知っておく事は、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達をするにあたって非常に重要な事です。
詳しく見ていきましょう。
注文前に表示される配達時間の目安
Uber Eats(ウーバーイーツ)のアプリでメニューを選ぶ際に、配達可能な店舗がズラリと表示されます。
そこには、「15~25分」「20~30分」など店舗ごとに配達に掛かる目安の時間が表示されているのです。
お客さんの中には、この時間を見て店舗を決めている人もいるでしょう。
ですから、配達がそれより大幅に遅れてしまった場合「遅い!」となってしまうのです。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達時間は30分前後が目安ですから、これを超えた場合はお客さんに遅いと言われる可能性があるという事を覚えておきましょう。
注文時に表示される配達予定時刻
Uber Eats(ウーバーイーツ)では、注文完了時にアプリ上に配達予定時刻が表示されます。
多くのお客さんは、この時間を料理の到着目安にしているでしょう。
ですから、この時間を過ぎても料理が届かない場合は、遅いと感じる人が多いかと思います。
また、Uber Eats(ウーバーイーツ)を何度も利用した事のあるユーザーは、過去の配達時間が予定時刻より早ければ、早めに来るという認識を持っている人もいるでしょう。
Uber Eats(ウーバーイーツ)には、決められた配達時間がありません。
お客さんの認識と実際の配達時間にズレが生じる事で、遅いという不満やクレームが生まれるのです。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達で遅いというクレームの原因
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達で遅いというクレームが発生してしまうのには、様々な原因があります。
ここからは、配達の遅れに繋がる具体的な原因について見ていきましょう。
道路状況による原因
まず、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達に時間が掛かってしまう大きな原因の一つが、道路状況です。
- 事故や工事による渋滞
- 歩行者天国
- 通行止めになっている
渋滞は、私たちの日々の暮らしの中でもよく起こるのもですよね。
工事に関しては事前に把握する事が出来ますが、事故は突発的に発生するものですから予想外の渋滞に見舞われる事もあるでしょう。
また、歩行者天国や通行止めなどで直進が出来ない時もあります。
本来なら真っ直ぐ進めば良い所を迂回しなければならない分、時間が掛かるのです。
このような原因で予定よりも配達に時間が掛かり、届けた時には遅いと言われてしまう事があります。
突発的な渋滞や通行止めについては、配達パートナーにもどうしようもありませんので、それでクレームやBAD評価が付くのはツライ事でしょう。
道に迷ってしまう
配達パートナー側の原因によって料理の配達に時間が掛かってしまうのが、道に迷ってしまう事です。
特に、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーに登録したばかりの人は、道に迷う事も多いでしょう。
特に、入り組んだ場所や多くの店舗がひしめき合っているような場所では、店舗を見つけるのにも一苦労。
タワーマンション等への配達では、まず入り口が分からないという事もあるようです。
慣れるまでは仕方のない事ですが、道に迷って配達に遅れるというのは、お客さんからすれば「遅い」と文句を言いたくなるかもしれません。
なるべく早く土地勘を付ける事が、遅いと言われないための改善策の一つでしょう。
住所がしっかり記載されていない
道に迷ってしまう原因の一つでもありますが、そもそも住所がしっかり記載されていないという事があります。
住所が分からなければ、無事に届けられるかどうかも不安でしょう。
しかし、実際にUber Eats(ウーバーイーツ)ユーザーの中には、住所を間違えて登録してしまう人もいます。
建物名や部屋番号が抜けていたり、反対にマンション名のみ記載してある場合もあるようです。
そのような場合、はまず配達先の住所を特定するのに時間が掛かってしまいますから、配達時間が遅れてしまうのも仕方ありません。
ですが、それでも遅いとクレームが入る事もあるようです。
ダブルの配達
同じ店舗から2件分の注文をピックアップして、それぞれのお客さんの元へ届ける事を「ダブルピック」と言います。
配達パートナーとしては、1回のピックアップで2件分の配達が出来るので嬉しい案件でしょう。
しかし、これは2件目の配達に時間が掛かってしまうというリスクもあります。
特に、お店を挟んで逆方向への配達では、2件目のお届けが遅くなってしまうのです。
ダブルの配達に関しては、お客さんには全く落ち度はありません。
完全にUber Eats(ウーバーイーツ)側の問題ですから、遅いとクレームを入れられても仕方がないでしょう。
店舗側が原因の遅れ
配達パートナーが早く配達を開始したくても、料理が出来上がって来なければ出発する事が出来ません。
店舗が混み合っている場合は、調理が遅れる事もあるのです。
イートインで並んでいるお客さんが多い時には、Uber Eats(ウーバーイーツ)の注文は後回しにされる事もあるでしょう。
ただし、Uber Eats(ウーバーイーツ)のアプリ上に配達開始の通知がされるのは、配達パートナーが料理を受け取ってからです。
ですから、遅いと言われる事はあっても、配達に時間が掛かった訳ではない事は理解しているお客さんが多いでしょう。
とは言え、遅いと言われたらUber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーとしての謝罪はしっかりとする事は重要です。
熟成依頼
これも、Uber Eats(ウーバーイーツ)側の原因なのですが、料理を受け取りに店舗に行った際に、既に注文から時間が経っている事があります。
これを、配達パートナーの間では「熟成依頼」とも呼ばれているようです。
熟成依頼は、配達パートナーが不足している事が原因で起こります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)としても配達パートナーを探すのですが、近くにいなければ範囲を広げて依頼します。
しかし、Uber Eats(ウーバーイーツ)では、ピックアップの走行距離は報酬になりません。
多くの配達パートナーはピックアップ店舗までの距離が長いロングピックは避けたいため、依頼を受けてくれないという事が起こるのです。
配達の依頼が来たら、お客さんの注文時間を確認しましょう。
既に時間が経っている場合は、料理も冷めてしまいますし遅いと言われるのも目に見えています。
状況に応じてキャンセルするというのも方法の一つです。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達で遅いとクレームになるのを避けるポイント
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達で、予定時間を超えてしまう原因についてはお分かり頂けたかと思います。
ここからは、それらの原因に対する解決策について見ていきましょう。
遅いというクレームが発生するのを避けるためのポイントをいくつかご紹介します。
事前に道路状況をリサーチ
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達で、渋滞や通行止めに合うリスクを減らすために、事前に道路状況をリサーチしておくのは効果的です。
Googleマップの渋滞情報などを見れば、リアルタイムに近い情報を得る事が出来ます。
事前に渋滞や通行止めが分かれば、別のルートを検索して配達に向かう事が可能です。
途中で道を変更するよりも効率的に配達が出来ますから、遅いと言われる可能性は減らせるでしょう。
住所や建物が分からない時
いざ配達を開始しようと思ったら、住所や建物の詳細が分からない時があります。
そのような場合、まずは分かる範囲の情報を使って地図アプリで検索をします。
しかし、実はUber Eats(ウーバーイーツ)の配達アプリのマップは分かりにくいという口コミもあるのです。
そんな時は、Googleマップがおすすめ。
SNS等の口コミでも、Googleマップを利用して配達を行っている配達パートナーは多いようです。
使いやすいアプリを使用する事で住所の検索時間を短縮できますから、配達時に遅いと言われるリスクも減らせるでしょう。
早めにお客さんに連絡をする
何らかの理由で配達が遅れてしまいそうになった時には、様々な対処法があります。
それと同時に、早めにお客さんに連絡をするという事も非常に重要です。
お客さんの中には、「遅いのはいいけれどいつになるのか分からない事に不満を覚えた」という人も多いでしょう。
遅くなるのが分かっていれば、待ちぼうける事もありません。
また、配達先に関しても、お客さんに直接連絡をして誘導してもらう事も出来ます。
登録住所に間違いがあるという事を気づくきっかけにもなるかもしれません。
到着していて入り口が分からないという場合は、電話をすると出てきてくれるお客さんも多いようです。
お届け先が分からない・配達予定時刻を過ぎてしまいそうだと分かったら、早めにお客さんに一方を入れておきましょう。
ダブルの配達はなるべく受けない
Uber Eats(ウーバーイーツ)のダブルピックについて先ほどお話ししました。
配達に慣れていて土地勘もあるという人は良いかと思いますが、そうでない場合にはダブルの配達はなるべく受けないという事も、遅いというクレームを防ぐポイントの一つです。
2件目の配達では、どうしてもその分時間のロスが出ますし料理も冷めてしまうでしょう。
店舗から1件目・2件目の距離が近く、通り道にあるような場合には受けても良いかもしれません。
店舗側が原因の遅れの場合
店舗側が原因で、配達が遅れてしまう事があります。
店舗のスタッフも混雑時は忙しく仕事をしていますので、こちらにも工夫が必要です。
到着した事をすぐに、「Uber Eats(ウーバーイーツ)です!」と伝え存在をアピールしましょう。
未だ料理が出来ていない場合は、どれくらい時間が掛かるかを確認してください。
忘れられていそうな時は、邪魔にならない程度にもう一声掛ける事も重要です。
あまりにも時間が掛かる場合は、キャンセルするのも一つの方法でしょう。
配達しても遅いと言われる可能性は高く、また待っている時間は配達パートナーにとってもロスと言えます。
お客さんにとっても、いつまで経っても配達開始にならないというのは非常にストレスでしょう。
こちらからのキャンセルであれば、お客さんには代金は返金されます。
配達パートナーは、自分の仕事はもちろん店舗の状況やお客さんの立場など様々な状況に応じて判断をする必要があるのです。
まとめ
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーをしていると、お客さんから遅いとクレームを受ける事があります。
お客さんは料理を注文する時に、おおよそこれくらいの時間で届くだろうと予測をしています。
その時間と実際の配達時間にギャップが生まれる事が、遅いと感じる原因の一つでしょう。
また、実際に配達が遅くなるのには様々な原因があります。
・道に迷ってしまう
・住所がしっかり記載されていない
・店舗側が原因の遅れ
・ダブルの配達
・熟成依頼
道路状況や道に迷ってしまうなど、配達中のトラブルは遅れの原因になります。
事前のリサーチや、土地勘を身に付ける事が重要なポイントと言えます。
住所が中途半端にしか記載されていない場合には、Googleマップ等を使って検索をしたりお客さんに連絡をして誘導してもらいましょう。
また、店舗が混み合っていて料理が中々出来上がらないなど、お店側に原因があるケースもあります。
ダブルの配達の2件目や熟成依頼も配達に時間が掛かる事があるでしょう。
そのような場合には、状況に応じてこちらからキャンセルするというのも一つの方法です。
配達パートナーをしていると、様々な原因によって配達が遅れてしまう事もあります。
そのような時に「遅い」というクレームにならない為には、分かった時点でお客さんに連絡をするという事も重要なポイントなのです。
Uber Eats配達パートナーで働くメリットは下記の通りです。
【メリット】
- 1時間だけでも空いた時間に配達が可能
- 自転車、原付バイク、軽貨物車両で配達
- 週単位で指定口座に振り込まれる
空いた時間に出来るという事で、副業として行っている人が多くいます。
週単位での支払いなので、急にお金が必要になったという方でもすぐに稼ぐ事が出来るのは魅力です。