海外発の画期的なフードデリバリーサービスUber Eats(ウーバーイーツ)。
ユーザーとしてだけでなく、料理を配達をする側の配達パートナーの仕事にも人気が集まっています。
自由で新しいその働き方は、多くの人のライフスタイルにマッチするのです。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の支払い方法は、以前はカード決済のみでした。
しかし、現金支払いが開始。
配達パートナーの仕事には、どのように影響するのでしょうか。
そこで今回は、Uber Eats(ウーバーイーツ)の現金支払い開始にあたり、配達パートナーの仕事はどのように変わるのかについて詳しく解説していきたいと思います。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の支払い方法の仕組み
Uber Eats(ウーバーイーツ)の支払い方法は、基本的にはクレジットカード又はデビットカードでした。
ユーザーは、アプリの登録時にカードの登録をします。
注文した料理の代金は、登録済みのカードで自動的に決済が完了するという仕組みです。
ユーザーにとってはもちろん、配達パートナーにとってもお会計の手間が無く、非常に便利な仕組みと言えます。
しかし、クレジットカードを使わない人も多いものです。
カードを持っていないと利用できないという点は、デメリットでしょう。
そこで、試験的に始まったのが現金支払いです。
支払方法に現金が追加
Uber Eats(ウーバーイーツ)の現金支払いは、2019年2月より京都・神戸・名古屋・福岡エリアでスタートしました。
2019年4月から東京でも現金払いスタートしています。
現金支払いの特徴や仕組みは以下のとおりです。
・配達員は商品代金を現金で受け取る
・配達報酬より現金が上回った場合は余剰分をUberに支払う
・酒類を含む配達では対応不可
現金支払いが始まっても、引き続きカード決済での利用のお客さんもいるでしょう。
ですから、配達にはカード決済と現金決済が混在します。
カード決済の配達で得た報酬から、現金支払いの配達で受取った差額を引いた残りの金額が、Uber Eats(ウーバーイーツ)から振り込まれるのです。
現金支払いの方が多い場合は、差額分がカード決済にて引かれる仕組みになっています。
例えば、1,800円の現金決済注文で、配達報酬が300円であったとしましょう。
手元には、1,500円分の余剰金が残ります。
これをUber Eats(ウーバーイーツ)に支払う必要があるのですが、これはカード決済の配達で次に振り込まれる分の報酬から相殺されるという事です。
尚、酒類を含む配達では現金対応不可ですから覚えておきましょう。
現金支払いでUber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーの仕事はどうなる?
現金支払いがスタートしたUber Eats(ウーバーイーツ)。
しかし、対応をするかしないかは、配達パートナー自身が選択出来るようになっています。
現金支払いに対応する場合は、事前にクレジットカード又はデビットカードの登録が必要です。
パートナーアプリからカードの情報を登録してください。
カードの登録が完了すると、アプリ上に現金配達オン・オフのボタンが表示されます。
そうなれば、現金での注文の配達を受ける事が出来るようになります。
現金支払いに対応したい時だけONにする
現金支払いの対応は選択出来ると解説しましたが、一度対応可にしてしまったらずっと対応しなければならないかと言うと、そうではありません。
その日の気分や状況に応じて、都度選択が出来るのです。
現金支払いを受けたい時は、パートナーアプリの「運転の設定」を開き「現金払いを受け付ける」をオンにしましょう。
現金支払いの項目出てきました!
良かった良かった!
初日から現金払いの注文入るかな?
今日はこれから本業なので11:30スタート目標!雨降れ!(笑) pic.twitter.com/xHgmMxqurq— よしゆき@ウーバーイーツ横浜配達員 (@imayoga_yoshi) 2019年6月21日
そうすると、現金決済の注文の配達リクエストが届くようになります。
現金支払いの注文の場合は、アプリ上に緑色の現金アイコンが表示されます。
このアイコンが表示されていたら、料理を渡す際に必ずお釣りを持って行き現金を受け取りましょう。
現金支払いの配達の流れ
実際にUber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーとして、現金支払いの配達をする際の流れについて見ていきましょう。
2:アプリの「現金払いを受け付ける」をオンにする
3:配達依頼を受ける
4:配達をする
5:料理を渡す
6:現金を受け取る
現金支払いに対応するのなら、事前におつりを用意しておきましょう。
おつりは1万円分はあった方が良いようです。
まず、アプリの「現金払いを受け付ける」をオンにしましょう。
すると、現金対応の配達リクエストが届きます。
配達依頼を受けたら、アプリの地図に従って配達をします。
お客さんに料理を渡す際にカード決済であれば何もする事はありませんが、現金支払いの場合はここでお客さんから現金を受け取ってください。
お客さんが料金をピッタリ持っていなかった場合は、計算しておつりを渡しましょう。
お客さんが現金を持っていなかった場合
現金支払いの注文を受けたのに、実際に配達に行ったらお客さんが現金を持っていなかったという事もあるでしょう。
そのような場合は、お客さんが持っているお金だけ先に貰い、足りない分は貰わずにそのまま商品を渡してください。
とにかく、まずは温かい料理を提供する事が大切です。
そして、ドライバーアプリ上にある「詳細はこちら」をタップ。
現金を1円も受け取っていない場合は「乗客が料金を支払わなかった」・料金の一部のみを受取った場合は「乗客が料金の一部を支払わなかった」を選択してください。
あとは、続いて表示される指示に従いましょう。
不足分の支払いに関するやり取りは、Uber Eats(ウーバーイーツ)側が行ってくれるので安心です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の現金支払いの口コミ
Uber Eats(ウーバーイーツ)の現金支払いが始まりましたが、実際にどのくらいの配達依頼があるのでしょうか。
現金支払いの配達をしている配達パートナーの感想も気になります。
SNSでは、リアルな口コミがいくつかありましたので、ご紹介します。
現金案件、僕の場合ですが、6割OVERぐらいで現金です。
1割ぐらいが現金てネットでゆーてはる人いたけど、実際現金多いー!
現金て表示されたら気分下がるけど、おかげでよく鳴ってるんだったら頑張る‼︎
まぁ日払いみたいなもんやし、嬉しいし— スケ@ウーバーイーツ 大阪 (@uver_sukeride) 2019年6月24日
現金受取りやる人に
お釣り様のこの皿??
名前わからないw
全部細かい銭で払う案件多数
これあると便利グッズ#ウーバーイーツ pic.twitter.com/seexXVYemV— KT@UE配達in TOKYO (@ubaoubako0202) 2019年6月21日
現金で三軒も入ってウハウハなったから嫁と子供にお小遣い渡した。
— ミッチロ@ウーバーイーツ大阪 (@Uber_osaka2613) 2019年6月21日
ウーバーイーツの場合は配達員もメリットがあるしウインウインな感じ。おつり用意するのが嫌な配達員は現金払い設定をオフにして仕事を受けなければいい。
— ひとり配当金生活-さいもん (@hitori_haitou) 2019年5月26日
Uber Eats(ウーバーイーツ)の現金支払いのメリット・デメリット
Uber Eats(ウーバーイーツ)の現金支払いがスタートした事で、ユーザーにとっては利便性が上がりました。
カードを持っていなくても注文が出来るのは、非常に嬉しいポイントです。
ここからは、現金支払いの対応をする配達パートナー側のメリット・デメリットについても見ていきましょう。
今後、現金対応をするかどうかの参考にしてみて下さい。
メリット
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達で現金支払いに対応する事は、配達パートナーにとっても非常に大きなメリットがあります。
具体的に見ていきましょう。
報酬を現金ですぐに受け取れる
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達で現金対応する場合、お客さんが支払いをした現金の中から報酬をそのまま受け取る事になります。
ですから、配達報酬がすぐにその場で貰えるというメリットがあるのです。
通常、配達パートナーの報酬は1週間ごとに振り込まれますが、現金対応ならそれを待つ必要がありません。
金融機関に行ってお金を下ろす手間も無いのです。
直ぐに配達報酬を得たいという人は、現金支払いの配達依頼を受けましょう。
注文が増える可能性がある
現金支払いが始まった事で、これまでUber Eats(ウーバーイーツ)を利用できなかった人の登録も増えています。
現金対応をする事は、その分配達の依頼が増える可能性が高いというメリットがあるでしょう。
現金対応していない配達パートナーもいますから、競争率も通常より低めです。
依頼が増える事で1時間当たりの配達件数が多くなり、より効率的に報酬を得る事が出来るようになるでしょう。
現金支払いのリクエストは受ける・受けないの選択が出来ます。
配達リクエストが中々来ない日や、報酬をアップしたい人は、現金支払いの対応をONにしてみましょう。
差額精算でクレジットカードのポイントが貯まる
先ほども解説しましたが、カード決済でのい報酬よりも現金支払いで受け取った現金の方が多くなった場合は、差額をクレジットカードでUber Eats(ウーバーイーツ)に支払います。
この時に、カードのポイントが付くのも現金対応のメリットの一つです。
買い物をして支払いをした訳でもないのに、ポイントが貯まるのは嬉しい事ですよね。
気が付いたらUber Eats(ウーバーイーツ)の配達だけで数千円分のポイントが貯まっていたという事もありそうです。
お釣り分をチップとして貰える可能性がある
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達をしていると、稀にお客さんからチップが貰える事があるようです。
実は、チップの習慣がある海外では、Uber Eats(ウーバーイーツ)アプリにチップの金額を入力する欄まであります。
日本のUber Eats(ウーバーイーツ)アプリにはそのような仕組みはありませんから、カード決済の場合にわざわざチップをくれるお客さんというのは稀でしょう。
しかし、現金支払いの注文では現金でのやりとりがありますから、チップを貰える機会が増えるかもしれません。
今日も現金配達行ってきたけど
お客さんはウーバーイーツ自体初めてで凄い感激してくださってて
2780円の会計で3000円貰って
おつりでコーヒー飲んで下さいって…ちゃんと還元します!!!!!
— IORI@Uber Eats 名古屋 (@iori0822uber) 2019年3月27日
「小銭が増えるのが面倒」「チップを渡したかったけど機会が無かった」というお客さんなら、現金支払いを機にお釣り分をチップとして貰える可能性もあるでしょう。
デメリット
配達パートナーにとって様々なメリットのあるUber Eats(ウーバーイーツ)の現金支払いですが、デメリットと言える部分もあります。
現金対応をする前に、しっかりと把握しておきましょう。
お釣りを事前に用意する必要がある
Uber Eats(ウーバーイーツ)の現金支払いに対応するデメリットは、事前にお釣りを用意しなければならない事です。
小銭はもちろん千円札や5千円札まで、両替をして細かく用意しなければなりません。
配達でお釣りが出れば、再度両替をしに行く必要もあります。
お釣りの残りを常に確認する必要があるというのは、手間に感じる人も多い事でしょう。
また、小銭は重たいという点もデメリットと言えます。
お釣りを入れるケース等の備品も自分で用意しなければなりません。
常に現金を持ち歩くためセキュリティに気を使う
Uber Eats(ウーバーイーツ)の現金支払いに対応する事は、おつりを用意しておくという事です。
常に現金を持ち歩くのは、セキュリティにも気を使わなくてはなりません。
これまで以上に配達に気を使う事が増えますから、ストレスに感じる人もいるでしょう。
配達の度にお釣りの出し入れをするのは面倒です。
ウエストポーチ等に入れていつも肌身離さず持ち歩けば、セキュリティ面はもちろん出し入れの手間も省けるでしょう。
受け渡しの際のお客さんとのやりとりが増える
Uber Eats(ウーバーイーツ)では、配達の際にお客さんと接触するのは受け渡しの際のほんの数秒程度です。
「玄関先に置いておいて」と言われた時などには、お客さんの顔を見ないまま配達が完了する事もあります。
しかし、現金支払いになる事によって、お客さんとのやりとりが増えるのです。
接客が好きな人にとっては良いかと思いますが、そうでない人にとっては緊張のひと時かもしれません。
また、会話が長引けばその分時間が掛かりますので、1回あたりの配達時間が増え高率が悪くなってしまう可能性もあるでしょう。
支払いという手間が増える
現金支払いに対応するという事は、当然その分配達の工程が1つ増えます。
カード決済の場合は、到着したらお客さんに料理を渡して直ぐに次の配達に向かう事が出来ました。
しかし、現金決済ではそこで、支払いという手間が増えるのです。
お客さんがお釣りの無いように代金を用意しておいてくれた場合は良いのですが、そうでない場合はある程度の時間を要するでしょう。
受け渡しが暗い場所や狭い事もありますから、おつりを出すのにも一苦労という事もあります。
現金を落とさないようにするのには、気も使う事でしょう。
まとめ
カード決済が主流であったUber Eats(ウーバーイーツ)ですが、2019年2月より一部の地域で現金支払いが可能になりました。
ユーザーにとっては利便性が増し、更に利用者は増える事でしょう。
配達パートナーが現金決済の配達を受けるかどうかは、自分で選択する事が出来ます。
対応する場合は、事前にクレジットカードの登録が必要です。
現金対応では、配達時にお客さんが支払った金額の中から、配達報酬を現金で受け取る事が出来ます。
その後、カード決済の配達で得た報酬から、現金支払いの配達で受取った差額を引いた金額がUber Eats(ウーバーイーツ)から振り込まれます。
報酬よりも多くの現金を持っている場合は、反対にその分がカードによって引かれるという仕組みになっています。
現金支払いの配達を受けたい時には、パートナーアプリの「運転の設定」から「現金払いを受け付ける」をオンにしましょう。
事前にお釣りを用意しておく必要があります。
2:アプリの「現金払いを受け付ける」をオンにする
3:配達依頼を受ける
4:配達をする
5:料理を渡す
6:現金を受け取る
実際の配達の流れは、上記のとおりです。
お客さんが現金を持っていなかった場合は、ある分だけを受け取りそのまま料理を渡しましょう。
アプリで「乗客が料金を支払わなかった」又は「乗客が料金の一部を支払わなかった」を選択すれば、あとはUber Eats(ウーバーイーツ)が引き継いでくれます。
配達パートナーとして現金支払いの配達を受けるメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット
注文が増える可能性がある
差額精算でクレジットカードのポイントが貯まる
お釣り分をチップとして貰える可能性がある
デメリット
常に現金を持ち歩くためセキュリティに気を使う
受け渡しの際のお客さんとのやりとりが増える
支払いという手間が増える
このように、現金支払いには様々なメリット・デメリットがあります。
事前に把握した上で対応を始める事が大切です。
とは言え、現金対応をするかどうかはその都度選択が出来ますから、一度対応してみて考えるのも良いでしょう。
Uber Eats配達パートナーで働くメリットは下記の通りです。
【メリット】
- 1時間だけでも空いた時間に配達が可能
- 自転車、原付バイク、軽貨物車両で配達
- 週単位で指定口座に振り込まれる
空いた時間に出来るという事で、副業として行っている人が多くいます。
週単位での支払いなので、急にお金が必要になったという方でもすぐに稼ぐ事が出来るのは魅力です。