最近話題のフードデリバリーサービスUber Eats(ウーバーイーツ)。
ユーザーとしてだけでなく、配達をする仕事にも注目が集まっています。
シフトや時間の縛りが無いその自由な働き方は、様々な人のライフスタイルにマッチします。
しかし、気になるのが報酬についてです。
配達パートナーの報酬は時給に換算するとどれくらいなのでしょうか。
そこで、今回はUber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーの報酬について、時給に換算して解説していきたいと思います。
報酬の仕組みや保証・時給アップのポイントなどについても触れていきますので、是非参考にしてみてください。
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーは時給換算でどれくらい稼いでいる?
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーとして実際に働いている人は、時給に換算するとどれくらい稼いでいるのでしょうか。
SNSでは、配達パートナーの方のリアルな書き込みがありました。
時給換算998円!
1000円割れた💦😱 pic.twitter.com/38RCuuhZhl— ポテト@大阪ウーバーイーツ (@hakobuyo1) 2019年6月9日
安全運転⛑️
24741円(14841+雨6000+跨3900)、10h21m、時給2390円。#ウーバーイーツ pic.twitter.com/usow5fC9EL
— 寝太郎🚴 (@mnetaro) 2019年6月15日
ウーバーイーツ2日目。
自転車。
名古屋。
単価大体200〜300円
これなんかのバグでしょってくらい割に合わない。安すぎる。
youtubeやネットの記事見るとみんな時給換算で1200円以上とかいる。
自分は時給換算すると500円いかない。
何かの間違いとか、何か理由がないなら今日で辞める。きつすぎ。 pic.twitter.com/kJd7T5ZRRs— 中卒理論 (@KSzmda) 2019年6月13日
ギリギリのとこで時給241円になりました!#ウーバーイーツ pic.twitter.com/xQaFOdVJDt
— Uber Eats 京都で配達してます (@UberEatsNaranai) 2019年6月13日
売上報告忘れてたー
今日はよかった。時給1,300円弱。
10時台の1.8中区で数珠ったのが大きかったかな。
そこからずーっと数珠状態。15時前に雨がパラついてきたので、もったいないけどフィニッシュ。
お疲れ様でした! pic.twitter.com/nePj50dI7C— ハマ育ちのウーバーイーツ配達パートナー (@soramameUberEA1) 2019年6月9日
時給1666円!!
うばやっぱすげーわ! pic.twitter.com/M86hspA5qu— 優希@ウーバーイーツ配達員東京 (@select_tomoya) 2019年6月11日
本日Uber、9-12時で7.2k。跨ぎインセ込み。時給2400円くらい。
今日の日暮里は熱かったです#UberEATS #ウーバーイーツ
— Ken Martin (@OL51693661) 2019年6月16日
こうして見ると、どれくらい稼いでいるのかは個人差が大きいようです。
配達リクエストがどれだけ来るかという事にも左右されますから、日によっても変動します。
しかし、実際に時給2,000円以上という高時給を叩き出している人も少なくありません。
配達パートナーの時給は結局いくらなのか
配達パートナーの報酬には、配達件数や距離・後程解説するインセンティブなど様々な要素が関わっています。
地域によっても異なりますが、近い距離で1件あたり300円~400円前後、インセンティブなどが加わると600円~900円前後の報酬を得られるでしょう。
距離が遠ければ更に報酬は上がります。
1時間に2~3件の配達をすると、時給換算で1,000円~1,500円前後かと思います。
工夫次第では、これより多く稼ぐ事も可能でしょう。
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーの報酬の仕組み
ここからは、Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーの報酬の仕組みについて詳しく解説していきます。
時給を予測計算するのにもお役立てください。
配達パートナーの報酬は、以下のような計算式によって算出されます。
(1) 基本料金 × (2) ブースト + (3) 特別キャンペーン(不定期)-(4) サービス手数料
この4つの項目が関わり、最終的な報酬が決まるのです。
それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。
基本料金
まず、配達パートナーの報酬の基盤となるのが、基本料金です。
基本料金には、以下の3種類があります。
・受け渡し料金
・距離料金
料理の受け取り・受け渡し・走行距離それぞれに報酬が発生するのです。
基本料金は、エリアによって金額が異なります。
基本料金表
東京・埼玉・千葉 | 横浜・川崎 | 大阪・京都・神戸・名古屋・福岡 | |
---|---|---|---|
受け取り料金 | 300円 | 130円 | 136円 |
受け渡し料金 | 170円 | 70円 | 63円 |
距離料金 | 150円/km | 60円/km | 45円/km |
東京・埼玉・千葉エリアとその他のエリアの報酬額は大きく異なるように見えますが、その分この後に解説するUber Eats(ウーバーイーツ)に引かれるサービス料も多くなっています。
ですから、実際に貰える報酬を時給換算すると、さほど地域による差は付かないでしょう。
ブースト
基本料金に対して、倍率が掛かるのが「ブースト」というシステムです。
ブーストは、主に注文が混み合う時間帯やエリアに発生します。
基本料金が高くなるので、自ずと時給換算した際の報酬額も上がるのです。
ブーストの倍率は、「1.3倍」「2.2倍」などと変動します。
アプリで確認できますので、ブースト発生時は積極的に配達リクエストを受けるのがおすすめです。
尚、ブーストはUber Eats(ウーバーイーツ)に支払うサービス料を引かれる前の報酬に掛かります。
ですから、基本料金の高い東京・千葉・埼玉エリアでは、特に時給アップに繋がるでしょう。
インセンティブ
Uber Eats(ウーバーイーツ)では、配達パートナーの報酬アップに関わる様々なキャンペーンを実施しています。
不定期で行われますが、決められた期限内に一定の配達件数を達成すると、配達報酬とは別にインセンティブが貰えるのです。
アプリでは「クエスト」として表示されますが、条件はその時々で異なります。
時給アップを目指すなら、このキャンペーンを見逃さないようにする事が重要です。
キャンペーン情報は、定期的にアプリにお知らせがありますので、チェックしておきましょう。
サービス手数料
ここまでは、配達パートナーが報酬として得られる項目について解説してきました。
先ほども少し触れましたが、配達によって発生した報酬の中から、Uber Eats(ウーバーイーツ)に支払うサービス手数料というものがあります。
基本料金から決まったパーセンテージの金額が引かれるのです。
ですから、時給がどれくらいになるかと予測で計算をする際も、しっかりと手数料を引いてから行いましょう。
サービス手数料のパーセンテージは地域によって異なります。
その他のエリアでは基本料金の5%
東京・埼玉・千葉エリアでサービス料が高いのは、基本料金が高く設定されているからです。
すぐに報酬を得たいなら現金注文を受けよう
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーの報酬は、基本的には振り込みによる週払いです。
日曜日を締め日として、月曜からの1週間分が翌週に振り込まれます。
振込日は金融機関によって異なりますが、火曜日~木曜日の場合が多いようです。
報酬の明細はアプリで見る事が出来ますから、それを参考に時給を計算してみましょう。
すぐに報酬を得たいという場合は、現金注文を受ければ可能です。
現金注文なら、お客さんから直接料金を受け取るため、報酬がその場で受け取れます。
おつりを用意しなければならないという手間はありますが、直ぐに報酬が現金化されるのは大きなメリットでしょう。
ただし、現金決済は導入していないエリアもあります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の時給保証とは?
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーの報酬は、時給保証がされる事があります。
時給保証は不定期で行われ金額も保証期間も変動します。
例えば、保証額が1,200円で実際の配達報酬の時給換算が1,000円であった場合、不足している200円分は補填されるという嬉しい特典。
配達パートナーを始めて要領を掴むまでのしばらくは、このような保証は非常に有難いものです。
しかし、この保証は以前は頻繁にあったのですが、最近ではあまり行われていません。
配達回数に応じた保証
時給保障ではありませんが、新規で配達パートナーに登録した人を対象に、配達回数に応じた金額保証キャンペーンが開催される事があります。
30日間で10回・30回・50回と回数ごとに決められた保証金額があり、報酬がそれに満たなかった場合に不足分が補填されます。
このキャンペーンも、初心者パートナーにとって非常に有難い特典です。
また、新規登録時に友人などからの招待がある場合は、別途ボーナスを受け取れるキャンペーンも実施しています。
友人や知人に配達パートナーをしている人がいる方は、必ず招待コードをもらい登録時に入力しましょう。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達で報酬(時給)を上げるコツ
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーの報酬について色々と解説して来ました。
せっかく働くのなら、より高い報酬を得たいものですよね。
ここからは、時給アップのためのコツについて、いくつかご紹介していきます。
ブースト高倍率の時を狙う
配達パートナーの報酬アップに欠かせないのが、先ほどご紹介したブーストです。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達は、自転車や原付バイクで行う人がほとんど。
ですから、1時間で配達できる件数には限界があります。
時給を高くするには、1件当たりの報酬を上げる事が重要なのです。
基本料金が上がるブースト高倍率の時を狙って配達をすれば、報酬を時給に換算した際の金額は高くなるでしょう。
キャンペーンを活用
配達報酬とは別に貰えるインセンティブ(クエスト)も、時給アップのコツの一つです。
クエストで目標件数を達成する事は、基本報酬のアップにも繋がります。
多くの高時給を記録している配達パートナーは、このインセンティブをしっかりと得ているのです。
キャンペーンは不定期で行われますから、情報を見逃さずに最大限に活かしましょう。
人気店近くや繁華街で待機
時給アップのためには、1時間でより多くの配達を行う事がポイントです。
それには、コンスタントに配達リクエストが来るのが理想的。
Uber Eats(ウーバーイーツ)では、注文があった店舗の近くにいる配達パートナーにリクエストが来やすいという傾向があります。
ですから、注文の多い人気店やパートナー店舗の多い繁華街で待機をする事で、配達リクエストがしっかりと入り報酬アップに繋がる可能性があるのです。
稼いでいる配達パートナーは、待機場所についても研究している人は多いと言えます。
道を覚える
配達パートナーの報酬を高くするには、より効率的に配達を行うのが大きなポイントです。
しかし、慣れない道では迷子になり余計な時間を掛けてしまう事もあるでしょう。
効率的に配達件数をこなすためには、道に迷わないようにエリア周辺の道を覚えるという事も重要です。
毎日同じエリアで配達をするというのは、早く道を覚えるコツと言えます。
このように、高い時給を得ている配達パートナーというのは、様々な努力をしている人も少なくないのです。
自転車より原付バイクがおすすめ
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーの仕事で報酬を上げたいのなら、自転車より原付バイクがおすすめです。
それは主に、以下のような理由が挙げられます。
- 1時間当たりの配達可能件数が増える
- 遠くのリクエストを受ける事ができる
- 体力を消耗しない
まず、原付バイクでの配達は、単純に1時間当たりの配達可能件数が増えます。
自ずと時給換算した際の報酬も増えるのです。
原付バイクなら自転車よりも遠くの配達リクエストを受ける事が出来ますから、基本料金の距離料金も高くなります。
また、坂道や長距離の配達でも体力を消耗しないというメリットもあるでしょう。
ただし、原付バイクでの配達では、保険代やガソリン代等のコストも掛かります。
報酬とコストのバランスもしっかりと考えて選択をしましょう。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の時給アップだけでなくコストも把握しておくべき
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーをしようと考えた際、より高い報酬を得たいと思うのは当然の事とも言えます。
しかし、利益を上げるには時給アップばかりではなく、掛かるコスト面についても把握しておく必要があるでしょう。
配達パートナーとして働く際に掛かるコストについて解説していきます。
車両を自分で用意する必要がある
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーを始めるには、配達に使用する車両は自分で用意しなければなりません。
自転車や原付バイクを既に持っている人は良いのですが、新たに購入するとなると大きな出費でしょう。
そこで、多くの配達パートナーが利用しているのが、自転車のレンタルサービスです。
料金は業者によってまちまちですが、安いところでは1日あたり1,000円~1,500円程度で借りる事が出来ます。
お得な法人会員プランやビジネス割などを用意しているサービスもありますから、購入するよりもコストを掛けずに済む事も多いのです。
とは言え、レンタルするという事はそのコストが毎日掛かって来ます。
報酬の時給換算が高くなっても、毎時間レンタル自転車の利用料金が多く掛かっていては、利益は上がらない可能性もあります。
事前にエリア内のレンタル自転車がどのくらいの相場なのかという事も、調べておくと良いでしょう。
経費は自己負担
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーは、個人事業主です。
ですから、稼動するのに掛かるコストは自費という事になります。
先ほども少し触れましたが、原付バイクの任意保険代・ガソリン代などは自分で支払わなくてはなりません。
また、料理の傾き等を防止するために、多くの配達パートナーはタオルを敷き詰めたり配達バックの中に仕切りを作ったりと様々な工夫をしています。
それらに使用する備品を揃えるのも自費なのです。
配達バックは貸し出しされますが、スマホホルダーやモバイルバッテリー等は支給されません。
このように、報酬を単に稼働時間で割って時給換算をしても、コスト面を考慮しなければ正確な利益とは言えないのです。
時給を上げるという事も重要ですが、コストを抑えるという事もしっかりと考えて配達をしましょう。
まとめ
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーの報酬には、実際のところ個人差や日によっての変動があります。
SNSの口コミでも、時給換算で500円を切っている人から2,000円以上を叩き出している人までいました。
配達パートナーの報酬は、配達件数や距離・インセンティブなど様々な要素によって左右されます。
地域によっても異なりますが、1時間に2~3件の配達をすると、時給換算で1,000円~1,500円前後が平均でしょう。
報酬の詳しい計算方法は以下のとおりです。
(1) 基本料金 × (2) ブースト + (3) 特別キャンペーン(不定期)-(4) サービス手数料
基本料金やサービス手数料については、地域によって金額が異なります。
配達をする時間帯やエリアによって、基本料金が高くなるブーストやインセンティブが付く特別キャンペーンがあります。
時給を上げるには、このようなシステムをしっかりと活用するのがコツなのです。
配達パートナーの報酬は、1週間ごとに振り込まれます。
すぐに報酬を手にしたい人は、現金決済の依頼を受けましょう。
以前は頻繁にあった時給保証の特典は、現在はあまり行われていないようです。
不定期で開催される配達回数に応じた金額保証や、紹介ボーナスはあります。
このような特典は、配達に慣れるまでの収入を支えてくれる事でしょう。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達で時給を上げるコツをおさらいしましょう。
- ブースト高倍率の時を狙う
- キャンペーンを活用
- 人気店近くや繁華街で待機
- 道を覚える
- 自転車より原付バイク
これらのポイントを意識すると同時に、掛かるコストについてもしっかりと把握し工夫する事で、配達パートナーでの利益を上げる事が出来るでしょう。