ウーバーイーツの配達パートナーになるのに手数料は掛かるのか

画期的なシステムで、非常に便利だと最近話題のUber Eats(ウーバーイーツ)。
料理を運んで欲しい人と料理を運びたい人、そしてレストランの3者をマッチングするフードデリバリーサービスです。

ユーザーからも高い評価を得ており、メディアやSNS等でも話題となっています。
また、一方で人気が高まっているのが料理を配達する「配達パートナー」の仕事です。

その自由な働き方は、新しいビジネスモデルとして注目を浴びています。
実際に、配達パートナーになりたいと思っている人も少なくないでしょう。

しかし、配達パートナーになるのに手数料やコスト等は掛かるのでしょうか。
報酬についても気になるところです。

そこで今回は、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーの手数料や報酬などについて、詳しく解説していきたいと思います。

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナー登録は無料

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーになるには、登録をする必要があります。
結論から申し上げると、配達パートナーの登録は無料ですから手数料などは掛かりません。

ただし、配達を始めるのにあたって、専用のバッグや自転車・原付バイクを用意したりと初期費用が掛かります。
また、大きなバックにドリンク1杯やサラダ1個等の少ない料理を入れて運ぶ際には、中で傾いたりしないように工夫が必要です。

タオルを敷き詰める・小さな保冷ボックス等を二重に入れる等、様々な工夫をしている配達パートナーが多くいます。
登録の手数料は掛かりませんが、実際に稼働するにはある程度の資金が掛かる可能性があるという事は覚えておきましょう。

配達バッグの手数料としてデポジット8,000円が引かれる

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーとして稼動する際には、専用のバッグ(リュック)を使用します。
配達バックはUber Eats(ウーバーイーツ)から貸し出されますが、手数料(デポジット)として8,000円を預けるのです。

デポジットは配達の報酬から2,000円ずつ、計4回に渡って引かれます。
いずれ配達パートナーの登録を解除する際に戻ってきますので、実質は無料です。

もしも登録後、一度も配達をせずに解除した場合には、デポジットの8,000円は掛かりません。
最初の4週間は、手数料が2,000円ずつ引かれるという事を覚えておきましょう。

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナー手数料無料の登録方法

ウーバーイーツ配達パートナー登録方法

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナー登録には、手数料は掛からないというお話をさせて頂きました。
ただし、登録できるのは以下の条件を満たしている人に限ります。

年齢が18歳以上であること
自転車や原付バイクの運転が出来ること

以上の条件を満たしていれば、例え高校生や外国籍の人でも登録が可能です。
登録は、事前のWEB登録と会場での本登録があります。

それぞれの詳しい登録方法について見ていきましょう。

事前にWEB登録

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーになるには、事前にWEB登録をしアカウントを作成する必要があります。

登録には、以下の個人情報を入力をします。

・氏名
・電話番号
・メールアドレス
・都市

友人などからの招待コードがある場合は、コードを入力する事でボーナスを受け取る事が出来ます。

必要書類

WEB登録の際にアップロードをする書類は、何を使って配達をするかによって異なります。

自転車の場合

・身分証明書(パスポート、運転免許証、マイナンバーカード、住民基本台帳カード、小型船舶操縦免許証のいずれか)
※学生の方のみ学生証と健康保険証の組み合わせも可能
・プロフィール写真

※学生証と健康保険証の組み合わせの場合、2つの書類が同じ画像に収まるように撮影したものをアップロードしてください。
どちらかが欠如していたり、不鮮明な場合は受理でき兼ねます。

原付バイクの場合

・プロフィール写真
・運転免許証
・自賠責保険証書(ナンバープレート番号が記載されているもの)
・ナンバープレートの写真

※ナンバープレートの情報が保険書類上に記載されていない場合、「標識交付証明書」と「自動車損害賠償責任保険」を横に並べ一枚の写真としてアップロードしてください。

軽貨物またはバイク(125cc超)登録の必要書類

・運転免許証
・プロフィール写真
・自動車損害賠償責任保険の証明書
・自動車検査証(軽自動車または250cc超のバイクをご利用の場合)
・軽自動車届出済証(125cc超250cc以下のバイクをご利用の場合)
・任意保険または共済保険の証明書
・ナンバープレート(事業用ナンバープレート)※自家用車のナンバープレート

※白ナンバーは配達での利用が出来ませんので注意しましょう。

外国籍の方の追加必要書類

・パスポート(顔写真のあるページ・ビザのあるページ・証印シール)
・または在留カード(有効期限内の在留カードの表面・有効期限内の在留カードのうら面)

※「資格外活動許可欄」において、日本国における就労が可能である事をご確認ください。

会場で本登録

WEB登録が無事に完了したら、お近くの会場(Uber Eats(ウーバーイーツ)パートナーセンター)で本登録を行いましょう。
予約の必要はありませんので、直接会場まで出向いて下さい。

本登録も手数料は掛かりませんが、説明等の所要時間が約30分ほど掛かります。
登録が完了すればすぐその日からでも配達を始める事が出来ます。

直ぐに稼働したいという人は、自転車やスマホ・スマホホルダー等を持参しましょう。
また、WEB登録でアップロードをした書類も念のため持参すると安心です。

尚、全国的に配達バックが品薄になる事があります。
そのため、登録後すぐに稼働が出来ない場合がありますので、事前に行く予定のパートナーセンターに問い合わせておくと良いでしょう。

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナー配送手数料のしくみ

ウーバーイーツ配達パートナー配送手数料のしくみ

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーは、料理を配達する事によって配送手数料が報酬として得られます。
しかし、実際に稼げる仕事なのでしょうか。

報酬の計算式は以下のとおりです。

計算式

(1) 基本料金 × (2) ブースト + (3) 特別キャンペーン(不定期)-(4) サービス手数料

サービス手数料とは、(1)~(3)までの配達報酬の合計から、Uber Eats(ウーバーイーツ)に支払う手数料です。
ここからは、配達パートナーの報酬のしくみについて、詳しく解説していきます。

配送手数料の基本報酬

まず、Uber Eats(ウーバーイーツ)で料理を配達する事によって発生する手数料が基本報酬です。
基本報酬には、お店から料理を受け取る「受け取り料金」とお客さんの所まで運ぶ「受け渡し料金」、そして運んだ距離によって発生する「距離料金」の3種類から成ります。

これらの金額は地域によって異なりますが、トータル的にはそこまでの差はないでしょう。

ブースト

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーの報酬は、上記の基本料金だけではありません。
ブーストを利用する事で、効率的に高い手数料を得られるのです。

ブーストとは、時間帯やエリア毎に基本料金に倍率が掛かり、配達の報酬が上がるというシステム。
倍率については1.1倍や1.8倍等いくつかあります。

ブーストは、注文が混み合う時間帯やエリアで発生する事が多いようです。
ブーストの発生情報については、アプリで確認する事が出来ます。

ブースト発生時に進んで配達を行う事で、配達の基本報酬が上がり高い手数料を得る事が可能なのです。

インセンティブ

Uber Eats(ウーバーイーツ)では様々なキャンペーンが行われていますが、それは利用者を対象にしたものだけではありません。
配達パートナーに対しても、不定期で行われる特別キャンペーンがあるのです。

キャンペーンでは、インセンティブが付き通常の報酬とは別に、手数料が上乗せされます。
アプリでは、「クエスト」や「プロモーション」等と表示され、主にピークタイムや悪天候時に発生する事が多いようです。

このキャンペーン期間中に配達回数を稼ぐ事で、通常より多くの報酬を得る事が出来ます。
SNS等を見ても、Uber Eats(ウーバーイーツ)で高収入を得ている配達パートナーは、このクエストを上手く利用しています。

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーは稼げる?

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーをやってみたいけれど、実際に稼げるのかどうかが気になるという人は多い事でしょう。
配達パートナーで稼げるのかどうかは、実際その人の働き方によると言えます。

手数料を時給換算して2,000円以上稼いでいる人もいれば、500円程度しか稼げないという口コミもあるのです。
ツイッターでは、実際に配達パートナーをしている人の書き込みがありましたのでいくつかご紹介します。

稼動する時間やタイミングによって、中々依頼が来ないという場合もあるようです。
とはいえ、工夫や働き方次第では、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーは稼げるでしょう。

Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナー手数料は無料だけどコストに注意

ウーバーイーツ配達パートナー手数料は無料だけどコストに注意

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーは、登録手数料は掛からず条件を満たせば誰でも簡単になる事が出来ます。
しかし、実際に配達を行うにあたって、多少のコストが掛かるという事は把握しておきましょう。

どのようなコストが掛かるのか、詳しく解説していきます。

自分で用意する物

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーは、Uberのスタッフやバイトではありません。
業務形態は「委託」ですから、一人一人が個人事業主なのです。

そのため、実際に働く際には、自分で用意しなくてはならない物がいくつかあります。

・自転車や原付バイク
・モバイルバッテリー
・スマホ又はタブレット
・スマホホルダー
・配達に使用する備品

自転車や原付バイクを配達用に新たに購入する場合は、結構なコストが掛かるでしょう。
また、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達でのやりとりや業務は、全てアプリ上で行います。

スマホやタブレットのバッテリーが切れてしまうと、配達が出来なくなってしまうのです。
ですから、モバイルバッテリーは必須でしょう。

また、スマホの地図を見ながら配達を行うため、スマホホルダーもあった方が安全です。
配達に使用する備品も、自分で購入しなければなりません。

このように、配達パートナーは始める段階では少しコストが掛かるという事を覚えておきましょう。

待機場所によってはコストが掛かる

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーの仕事は、アプリを開いて配達の依頼が来るまで待機する事から始まります。
待機場所はエリア内であればどこでも良いのですが、どこで待機をするのかによっては、コストが掛かるでしょう。

多くの配達パートナーは、公園や低コストで利用できるファストフード店等で待機をしているようです。
また、自宅がエリア内にある場合は、自宅待機でも問題ありません。

稼動した分の手数料を無駄にしないためにも、待機時間にコストを掛けない工夫をする事が重要だと言えます。

原付バイクや自転車に掛かる手数料やコスト

配達パートナーの仕事をするにあたって、自転車をレンタルするという方法があります。
購入するコストは掛かりませんが、やはりレンタルするのには手数料が掛かってしまいます。

また、原付バイクを利用する場合は、保険代やガソリン代等も全て自己負担です。
このような手数料やコストが掛かるという事を、事前にしっかりと把握しておきましょう。

その上で、配達手段やレンタルするか購入するかなどの様々な事を決めるのが良いかと思います。

まとめ

ウーバーイーツの配達パートナー手数料まとめ

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーになるには、登録をする必要があります。
登録は無料ですから、手数料などは掛かりません。

ただし、配達バックの支給にあたり、8,000円をデポジットとして預けます。
デポジットは登録解除時に戻って来ますので、実質は無料です。

配達パートナーの登録は、事前にWEB登録をした後に会場で本登録をします。
配達手段によって必要書類が異なりますので、しかりと確認して用意しましょう。

配達パートナーは配送手数料の一部から報酬を得ています。

計算式

(1) 基本料金 × (2) ブースト + (3) 特別キャンペーン(不定期)

上記の計算式からサービス手数料を引いた金額が、報酬として手元に入って来ます。
基本料金が上がるブーストや、インセンティブが付くキャンペーン等を上手く利用する事で、1回あたりの配達報酬が増え多く稼ぐ事が出来ます。

配達パートナーとして働く際には、様々な初期費用やコストも掛かります。

  • 自分で用意する物がある
  • 待機場所によってはコストが掛かる
  • 自転車のレンタル料金
  • 原付バイクのガソリン代や保険代

これらのコストや手数料を踏まえ、配達手段やレンタル・購入などの選択をしましょう。